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勉強会の上手いやり方について考える【定期更新】

学生・社会人に限らず「勉強会」というものに参加した経験はあると思いますが、本当に自分のためになった勉強会はどれぐらいあるでしょうか。

今回は、どういったケースで開催される勉強会が個々のスキルアップに繋がるのかということについて考えていきたいと思います。

 

勉強会が開催される背景として、ある組織が存在し、その中に属する人たちで考えて、必要だと感じた場合に行われることが多いかと思います。

勉強会の目的は当然ながら「個々のスキルアップ」だと思いますが、それが上手く実現できない勉強会もあります。

どういった勉強会が成果が得られにくいのか、それは「主催者が参加者に学んでほしいことを押しつける勉強会」でしょう。

これは会社で行われる勉強会に多い気がします。

会社側としてはこの人にこのスキルを身につけてほしいというのはあるかもしれませんが、その人が今やっている業務で直近で欲しい知識やスキルとはズレているかもしれません。

そうなると、参加する人からすれば「自分に今必要なスキルはこれなのにその他の勉強はできない」「とりあえず参加だけしておこう」といった考え方になってしまいます。

一つ、本当に意味のある勉強会にするための方策として「決められた時間に集まって、それぞれが思い思いの勉強をする」いわゆる「自習勉強会」というものを提案します。

これなら、各々が今必要なものを勉強でき、自主性や向上心を持って取り組めると思います。

勉強ができない人の特徴として「継続して取り組めない」というのがあります。

そこに対して「毎週この時間はみんなで集まって勉強しましょう」という習慣付けを行うことで、継続的な学習ができると思います。

また、独学とは違って「同じ時間を共有している」という連帯感も得られるので、心が折れにくくもなります。

 

テーマを決めて、学校の授業のように1人が説明するだけの勉強会を行っており、「参加者が集まらない」「なかなか成果が出ない」と嘆いている主催者の皆さん。

せっかく色々考えて開催しているのに参加者が少ないのは悲しいですよね。

せっかく参加者が来てくれているのになかなか成果が上がらないのは申し訳ないですよね。

大事なのは「何を教えるか」よりも「どうやって参加者のモチベーションを伸ばすか」だと思います。

そこを考えるとより良い勉強会が開催できるのではないでしょうか。

 

以上、本日の定期更新でした。